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2008/01/15
大前流心理経済学 貯めるな使え!

2冊目からいきなり読んだ順番が前後しているのですが、気にせずにどんどん行きます。

大前流 心理経済学

日本人は貯まりに貯まった1500兆円もの個人金融資産を保有しながら、
なぜそれを消費に回そうとしないのか、なにがそうさせているのかという点を、
日本の政策と世界の国々との違いを指摘しながら説明している。
金融資産を運用せずに、超低金利の定期預金などに「塩漬け」にしてると、
えらいことになりますぞと、ということが書かれています。

ポイントメモ(というか抜粋):
・日本人の個人金融資産は1500兆円。GDPの3倍もの個人金融資産を保有するのは世界の中でも日本だけ。
・普通の国なら、収入が減る高齢者になれば金融資産も減るのが常識だが、
 日本では最も多くの金融資産を保有しているのが高齢者層である。
 一人平均3500万円もの資産を抱えたまま、あの世に逝ってしまう。
・日本人が死ぬまで貯蓄を続ける3つの理由
 1.漠然とした経済的な不安
 2.お金の使い道を考えていない
 3.ライフプランの欠如
・日本人の実に10人に9人が老後に不安を感じている。
 しかも日本では若い世代ほど老後の生活への不安が強く、30代では9割が
 「非常に」または「多少」心配であると答えている。
 これも世界ではきわめて異質なこと。
・日本人の過剰なまでの貯蓄好きは、実はお金に対して「何も考えていない」
 結果であり、換言すればお金に対して「不真面目」であるがゆえに生じる現象である。
・運用による収入格差は、大量生産工業化社会が終わり、新しい経済の時代に入った21世紀
 には必ず起こること。
・高齢者のうち介護が必要になるのは16%で、6人に1人。75歳以上だけをとっても、
 介護が必要になるのは29%で、3人に1人以下。日本では介護が強調されすぎている。
・「デフレ=不景気」ではなく、世界的にみれば、デフレは「価格の正常化」に過ぎない。
・給与を年間10兆円上げることは難しいが、金利を1%上げれば15兆円、2%なら30兆円、
 4%に上げれば60兆円の個人金融資産が増える。
・日本で所得の高い人がカネを使わない理由は、税率が高いからだ。課税所得が1800万円
 を超えると半分を税金で持っていかれる。
・住宅ローンについて、国は30年しか耐用年数がない(住宅の)基準を作っておきながら、
 35年ローンを放し飼いにしている。最後の5年は少なくとも政策上の論理矛盾である。


大前流心理経済学 貯めるな使え!  (3/70)


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