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2010/03/07
リフレについての簡単なメモ

最近Twitterをやってて、リフレ派を自称する人が

①国債金利が上がったら⇒
②インフレになって⇒
③円安になるから⇒
④景気が回復する

みたいなことを言ってて、ちょっと違和感があったので、

①国債金利が上がったら⇒
②今の青色吐息の財政では利払いができず⇒
③今年度だけで102兆円もある借換え債も消化できず⇒
④国債がデフォルト(債務不履行)して⇒
⑤インフレになって(ハイパーかどうかは別として)⇒
⑥スタグフレーション(不況なのに物価だけ上がる)になるんじゃない?

って言ったら、ものすごい噛み付かれてちょっとだけ議論したんですが、
そのときは自分にも明確な主張がなかったので、「なるほどね~」って引き下がりました。

そもそもリフレって言葉の意味を知らなかったので、後でいろいろ調べてみました。
それでなんとなくわかってきたのですが、リフレ派っていうのは要はインフレターゲット論者で、
国が発行するお金の量を調整して意図的にインフレに誘導し、円安にして、その結果
輸出企業を儲けさせるなどして景気を良くしようと考えている、ということのようです。
(と少なくとも僕はそう理解しました。)


議論しているときはリフレの意味を知らなかったので、リフレ派でも反リフレ派でも
なかったのですが、調べてみてなんとなく最初に感じた違和感の原因がわかりました。

景気を良くするためにインフレに持っていこうというのは目的と手段を取り違えている
のではないかと思うのです。
デフレで不景気だけども、だからといって無理やりインフレに持っていけば景気が
よくなるとは思えません。
僕は経済学を本格的に勉強したわけではないので、よくこのあたりの議論を展開する
ブログに出てくるような難しい数式はわかりませんが、ただ単にお金の量を調整して
インフレに持っていったって、物価だけが上がって給与などの収入は上がらず、
今よりもっと生活が苦しくなるだけだと思うからです。

景気を良くするためにインフレに持っていくのではなく、景気がよくなった結果、
緩やかなインフレに向かうというのが正しいのではないでしょうか。
今、日本の株価はすごく低迷していて、逆に円は買われて円高になっています。
これは、世界のマーケットが日本株に投資する価値がないと考えて引き上げた資金で、
相対的にマシな円を買っているからだと思います。

世界のマーケットが日本の株に投資したいと思わせるようなイノベーションを企業が
起こしたり、そのように思わせるような良い政策を政治が行うなどの努力で日本の株価
が上がれば、為替に向かっていた資金が株式に向かい、景気が良くなって、
その結果円安の方向にも向かって、緩やかなインフレになるのではないでしょうか。

お金の価値を技術的に操作するよりも先にそういう努力を地道に行うのが先だと思っています。